フィッシュアイズームのススメ

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SMCペンタックス Fフィッシュアイズーム 17-28mm F3.5-4.5

レンズ構成
7群9枚
最小絞り
22-32
最短撮影距離
0.45[m]
最大径x長さ
65x61[mm]
重さ
255[g]
発売年
1995年


変わり者レンズ

最初のこのレンズを見たのは、高校時代でした。カメラ雑誌の広告に出ていた写真 のインパクトは今でも覚えてます。超広角だけど魚眼のような歪みがあって、何か 不思議な世界を見ているようでした。元々広角での撮影が多く、当時標準ズームと してもてはやされていた28〜70mmには飽き足らず、24mmの単焦点をメインに使って ました。24mm、しかも単焦点を使うことは、ズームレンズよりも足を使って構図を 決めなければならず、横着するとすぐに写真に反映されてしまいます。

Fシリーズなんですよねぇ

レンズの大きさは、50mm F1.4シリーズよりも若干長いくらいで、非常にコンパクト。 旅行で持っていくときにもじゃまになりません。外観はFズームなんで、ちょっと安っ ぽいイメージがあります。ピントリングはオマケ程度の細さですが、あまり使う事は ないです。マニュアルで撮影する場合は、無限大(か、ちょい手前)にしてパンフォー カスで撮影する程度で事足ります。但し、被写体だけをシャープにして周囲をぼかす〜 ってシチュエーションには使えそうもありません。注意するのは、レンズの構造上フィ ルターやフードが使えない事です。フィルターが使えないので、常にレンズの前玉は ホコリにさらされますし、フードが無いのは逆光の影響をもろに受けてしまいます。

歪みを体感

フィッシュアイズームの最大の特徴、画面の歪み。最初は面白いと思いますが、実際 の撮影するとなると暴れます。まずは歪みを活かそう〜と思わずに、普通の広角と同 じ間隔で撮影した方が良いでしょう。最初のうちは水平線を画面中心にして、水平線 を直線で撮影し、それから水平線を上下にずらすと歪み方の感覚が分かると思います。 ある程度慣れると、被写体の広さを歪みによって表現できるようようになるでしょう。 また、カメラを上に向けても水平線がフレームに入るので、それを活かした撮影も面 白いでしょう。

歪みのデメリット

これは、24mmより広いの超広角レンズに言えますが、気をつけないと真横に立ってい る人が写り込んだり、昼間でも自分の影が入ったりします。大事なカットを撮影する 時は、真っ先に四隅をチェックするクセを付けた方がいいです。また、画面の隅にな ると歪みが大きくなるので、人物(特に顔)を配置すると不自然に歪んでしまいます。 「決まった写真だ〜」と思っても、隅にいた人物のせいで使い物にならなくなった写真 は数しれず...

万人向けじゃないけど

デジタル一眼によって、24mmより広い超広角レンズがブームになっているようです。 10mmや12mmも広いな〜と感じますが、周囲が歪んだ絵も広さを伝える方法の一つだと 思います。「ただ広い」だけに飽きた人や、ちょっと変わった写真を撮りたい人向け のレンズだと思います。慣れるまでは難しいレンズですが、自分のモノにすれば作品 作りにプラスになる一本です。



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